バレンタインデーが近づいてくると誰もが一度は遭遇するのではないでしょうか?
手作りチョコに欠かせないチョコレートを溶かす作業。簡単そうで以外にうまくできない人がいるようです。
コツを知れば簡単に出来るのですが・・・
今回はチョコレートの湯せんで失敗しない方法を紹介します。
チョコレート湯せんの基本
チョコレートを湯せんするときは、面倒だから早く溶かしたいからなどと思い絶対に沸騰したお湯で溶かしてはいけません。
チョコレートに熱が入りすぎて、チョコレート本来の風味が飛んでしまいます。
チョコレートを湯せんするときはお湯の温度、そして使用するボウルやヘラなどに水気や油分がなく完全に乾燥しているものを使うのが簡単に湯せんする方法です。
チョコレート湯せんには温度がカギ
![](https://kenji2373.com/wp-content/uploads/2023/01/8557064_S1.jpg)
前文でも述べましたが、「面倒くさい」「早くしたい」からといって沸騰したお湯で湯せんしては失敗のもとなのです。
チョコレートを湯せんするときは温度管理が最も大事なのです。
温度計を用意することをお勧めします。ホームセンターや100均でも手に入ります。
使用するチョコレートの種類によっても多少温度は変わりますが、
チョコレートを溶かすお湯の温度は50℃を目安にしましょう。
ホワイトチョコは油分が多く、普通のチョコレートより溶ける温度が低くなるので要注意です。
□ホワイトチョコレートは低めの40~45℃
□ダークチョコレート、ミルクチョコレートなどは45~50℃
チョコレートを溶かすときは、この温度より高くならないように気をつけてください。
これ以上温度が高くなると、チョコレートが分離して溶けなくなったりダマダマになったりします。
簡単にチョコレートを湯せんするには温度を守る、それと水分です。
チョコレートを湯せんするには水分もカギ
チョコレートを湯せんするときに準備するボウルやゴムへらが完全に乾いているか水滴がついていないかなどしっかり確認しておかなければなりません。
水分が残っているとうまくチョコレートが溶けません。
しっかり確認していざ、50℃のお湯にボウルをつけて溶かしていくのですがこのときお湯の水蒸気にも注意が必要です。
チョコレートが水蒸気に触れて硬くなり溶けにくくなります。
チョコレートを湯せんに失敗しないコツ
簡単です!
チョコレートを溶かすときに使用するボウルはお湯を入れた鍋よりも大きいサイズを使用するようにしましょう。
チョコレートを湯せんしている間にお湯の水蒸気が入らないように、チョコレートを入れるボウルはお湯を入れる鍋よりワンサイズ大きいものが良いのです。
お湯の入った鍋よりチョコレートを溶かすボウルが小さいと、かなりの確率でお湯がチョコレートに入ったりお湯の水蒸気が入ったりします。
チョコレートを溶かすボウルでお湯の入った鍋を蓋するようにし、ボウルの底の部分だけをお湯につかるようにすればお湯がチョコレートに入ることも水蒸気が入ることも防げます。
チョコレートのうまい溶かし方
まずチョコレートを溶けやすくするために出来るだけ細かく刻むのがポイントです。
湯せんしてチョコレートが温まってくると少しずづ溶けてきます。
少し溶け始めるとかき混ぜたくなりますが、ここは我慢してください。
湯せんして溶け始めてきてもしばらくはいじらずに、だいぶ溶けてきたかな~というくらいで混ぜるようにしてください。
あまりぐるぐるかき混ぜるとチョコレートに空気が混ざってしまい、チョコレートの食感が悪くなります。
「面倒くさい」「早くしたい」など思わず、焦らずゆっくり気持ちを落ち着かせてチョコレートを溶かすようにしてください。そうすれば自然と愛情も注入されることでしょう。
チョコレートを湯せんしてプロ並みの仕上がり
チョコレートを湯せんしてプロ並みの仕上がりとはどういうことなのか?
それはチョコレートのテンパリングという方法です。
簡単にいうとチョコレートに含まれるカカオバターを安定した状態にする作業です。
そのひと手間で口当たりの良い光沢のあるおいしいチョコレートになるのです。
まとめ
チョコレートを湯せんするのにうまく溶けない、ダマダマになったなど失敗した経験のある方も少なくないと思います。
今回は誰もがチョコレートの湯せんを簡単に出来るコツを整理してみました。
基本は、温度管理と水分なのですがコレさえ守れば簡単に湯せんできます。
最初、出来る限りチョコレートを細かくするのも溶けやすくする準備の一つと言えます。
チョコレートを溶かすだけなので一見簡単そうですが油断してはいけませんね。
焦らずゆっくり溶かしていけばそれなりに愛情まで入ることでしょう。
コメント