カーナビの自社位置が道路上ではなく、建物の上を走っていたりその場でクルクル回っていたりすることはありませんか?
知らないところでこんなことが起きると大変です。
そうならないためにも知識を入れておきましょう。
こちらでは、
・カーナビのGPSが受信しない原因
・それによって起きる症状
について紹介します。
カーナビのGPS受信しない原因は
GPSアンテナはカーナビにとってはなくてはならないモノです。上手く受信できないと自社位置を判断できず全く違うところを表示します。
では、このような状況になるのは以下のような原因が考えられます。
・GPSアンテナの受信感度が悪い
・GPSアンテナ線が断線している
・GPSアンテナが電波障害を受けている
GPSアンテナの受信感度が悪い
受信感度が悪いのであれば、場所を移動するとかアンテナの位置を変えるなどの工夫で受信状態が良くなります。
大きい建物の影に隠れている、トンネルの中、山間部など衛星を受けにくいところでは必然的にGPSのアンテナ感度も落ちてしまいます。そうなるとカーナビの自社位置が正確につかめずズレが生じてしまいます。
GPSアンテナ線が断線している
アンテナ部分からカーナビ本体の裏側までアンテナ線が車内を通っています。コンソールボックスやグローブボックスの裏側また、キックパネルの内側などあらゆるところを通っているので、稀に挟み込まれてアンテナ線が折れ曲がっていたり、皮膜がめくれてショートしていたりする場合もあります。
また、アンテナ線は長さも結構あり余ったアンテナ線を束にしてとめていたりするのはNGです。
余ったアンテナ線は、小さい円を描くようにして束ねるのがベストです。
GPSアンテナ線が電波障害を受けている
ドライブレコーダーやレーダー探知機からノイズが出ていたりすると影響を受けることがあります。
その場合は、各機器を外してみて状況が変わるか試してみましょう。
また、据置タイプのGPSアンテナは、必ず金属製のシートが付いています。これは必ず使用しましょう。
金属製のシートにより側面や底面に電波が届くのを防いだ結果、GPSを正確に受信することが可能です。
中古のカーナビでは外されていることが多いので、中古でカーナビを買われた方は特に確認することをおすすめします。
解決方法
● 自社位置を移動する。
● アンテナ線が挟み込まれていないか確認する。
● アンテナのシートを確認。
GPSアンテナは大きく分けて2種類あります。
フロントガラスに張り付けるフィルムタイプと従来の据置のタイプです。
純正カーナビはフロントガラスに貼るタイプが多く、市販のカーナビは据置のタイプがほとんどです。
どちらも、GPSアンテナの機能は変わらない。
カーナビGPS受信しない原因を放置すると・・・
カーナビのメニューで、GPSの測位状況がわかる画面があります。メーカーによって様々ですが現在何個の衛星を受信しているのか詳細にわかります。
受信していないまたは、受信個数が少ないと自社位置のずれが生じます。
こんな風に、道路上ではなく海の上を走っていたりします。
このような症状はほとんどが、GPSが受信していない状況になります。
カーナビのGPS受信しない原因が分かったらカーナビも設定する
カーナビは、GPSを受けて常に学習して自社位置の精度を上げています。
受信しない原因がわかったら、カーナビの設定を一度クリアする必要があります。
カーナビ本体の設定を開くと、学習機能という項目があります。
そちらを、「学習クリアする」必要があるのです。
学習クリアすると、精度の良い状態で学習を始めるため自社位置精度が向上するということです。
これでもGPS受信しない、ズレが大きい状態であれば新しいGPSアンテナに交換することでほとんどが解消できます。
メーカー品のものを部品取りするか、汎用のGPSアンテナもネットで購入できます。
まとめカーナビGPS受信しない原因!自社位置がずれて正常に表示されない
いかがでしたか?
カーナビの自車位置がずれて困っている方は一度GPSアンテナの現在の状況を確認してみてください。
ほとんどの場合は、GPSアンテナを新しいものに交換すればキッチリ受信します。
古いものより新しいものは性能も上がっているように思われます。
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